2018/06/24のつぶやき
@asamizuya: RT @tk_sskmt: そうした選別と排除の問題については、『共にあることの哲学と現実――家族・社会・文学・政治』URL所収の「「合理性の共同体」の存続のために――哲学的思考と教育」という論考で考察しています。
@asamizuya: RT @tk_sskmt: バカロレアで哲学試験を受けるのは同年生まれの人の中の56%(2017年)にすぎません。それ以外の人たちは哲学に触れることなく社会に出るわけです。哲学が市民社会に必須の思考と表現の型を身につける手段であるとするなら、そこから外れた人たちの声はどのように…
@asamizuya: RT @tk_sskmt: しかし、20点満点で10点以上という合格点に満たない答案は全体の71%という驚くべきものです(フェリーとルノーの著作より)。ほとんどの受験者は「哲学ができない」のです。理念はすばらしい、しかし現実は理念と異なります。現実を見ずに理念だけを一方的に礼賛…
@asamizuya: RT @tk_sskmt: 哲学という複雑な思考を学び、それを使って小論文を書けるようになると、社会生活の様々な場面でその思考法が応用できます。哲学という専門的な学問分野を学ぶことで、汎用的な能力を育てるというのがフランスの哲学教育の目的のひとつです。
@asamizuya: RT @tk_sskmt: バカロレアの哲学試験は試験一発の勝負ではなく、高校最終学年で哲学を学んできた成果を評価しているものです。哲学的才能やインスピレーションを問う試験ではまったくないのですが、そのあたりが誤解されているように思います。
@asamizuya: RT @tk_sskmt: バカロレア哲学試験の問題、確かに難しいですが、小論文の書き方とそこで使う哲学的な論拠を理解すれば書けるようになります。小論文を書かせる私の授業が6年目に入り、だいぶノウハウが蓄積されてきました。その一端を『反「大学改革」論』URL…